子供とママのストレス発散法

今回は、みほママさんからご寄稿いただきました。


読んであげるよ

私は、主人と娘の3人家族です。
主人の仕事の関係で、両方の両親とは離れて暮らしており、転勤で今までに2回ほど引っ越しをしています。
知らない土地での生活は不安も多く、頼れる人もいないので、小さい子供を連れていると負担が大きくなります。
かかりつけの病院を新たに探したり、幼稚園や小学校等地域の情報を集めることも一苦労です。

ストレス

幼稚園に入園するまでは、娘と一日中一緒にいたので、ストレスが貯まることもよくありました。
主人は仕事だったので、二人きりのことが多く、家の中にいると、大泣きされたり、お昼寝して欲しいのに寝てくれないなど、今思うと何てことはないことでも、当時は本当に余裕がありませんでした。
特に、まだおしゃべりもできず、意思の疎通ができない1、2歳くらいの頃まではイライラしていました。

このまま、家の中で二人だけで過ごしてばかりいては、母親である私の影響を受けすぎるのではと心配になりました。
いつも同じようなおもちゃ、いつも同じ遊び相手では刺激がないとも思っていました。
おじいちゃんやおばあちゃんが近くにいれば、遊び相手にもなってもらえますが、遠方のためそれもできません。

そこで考えたのが、「できるだけ外におでかけしよう!」ということでした。
お天気がよければ近くの公園へ行ったり、スーパーや本屋さんにもでかけるようにしました。


ベビーカーでママとお出かけ

気分転換

外に出ることで、娘が楽しんだだけでなく、私自身の気分転換にもなりました。
特に、公園や幼稚園等の園庭を解放してくれているようなところでは、同じくらいの月齢の子供を持つお母さんとも交流することができました。
娘は家にはないおもちゃや遊具で遊べるし、私は他のお母さんとお話しでき、悩みを相談したり、愚痴を聞いてもらえて、スッキリした気分になりました。

公園

娘がまだお友達と関わって遊ぶ年齢ではなく、一人で砂場で遊んだりしている時でも、近くで遊んでいる子供のお母さんに積極的に話しかけました。
もともと私自身は人見知りで、自分から声をかけるタイプではありませんでしたが、少しずつ変わっていきました。

子育てをしている時期に、「大人と会話をできること」は私にとって、本当に重要なことでした。
家族や友達が近くにいる時は、何とも思っていませんでしたが、転勤族になり、身近に知り合いがいない状況になってわかりました。
相談したり、愚痴を聞いてもらったりできる人が近くにいることは、恵まれていると思いました。
小さい娘を連れていると、スーパーで年配の方に声をかけてもらうこともありましたが、それだけで、元気になれたりしました。

幼稚園の園庭解放や児童館

地域によっては、幼稚園や児童館等、お母さんと子供が一緒に遊べる場所がありました。
場所によって、毎日解放されていて、自由に遊んでいいところや、決まった曜日、決まった時間に先生が本を読んでくれたり、一緒に体を動かしたりして遊べるところもありました。

子育てのプロである先生がいるので、話を聞いてもらったり、相談できるので、とても心強かったです。
初めて行く場所は、私自身も娘も緊張していたのですが、先生方が温かく迎えてくれましたし、同じように子育てに奮闘しているお母さん方が来ていたので、「一人ではない」と思えるところでした。

現在

娘が幼稚園に入園する前に転勤があり、引っ越してすぐに入園しました。
娘にとっては初めての集団生活でしたが、もともとの本人の性格か、小さい間に出歩いたおかげか、割とすんなり幼稚園生活にも馴染んでいけたように思います。

家の中だけで過ごすことが悪いとは思いませんが、外に出ると、親にとっても子供にとっても刺激になり、気分転換ができるのでおススメしたいです。